【2018】ビットコイン下落?|真相を5分で解説

2018年11月は、ビットコインを含む仮想通貨市場において、
さらなる大きな動きがありました。

ビットコインは年末年始にバブルを迎え、
その後も下落の勢いは止まることがありません。

9月~11月上旬には仮想通貨市場の下落トレンドが一旦落ち着き、
レンジ相場であったにもかかわらず、
11月15日前後を境に年初来最安値を更新し続けています。

引き金となった出来事はビットコインキャッシュの
ハードフォーク問題と言われていますが、
果たして今後の仮想通貨市場はどのようになっていくのでしょうか。

今回の記事では、ビットコイン下落の引き金となった
要因を中心に、仮想通貨市場の現況について解説していきます。

ビットコインキャッシュのハードフォーク問題

現在、ビットコイン価格は、48万円前後を推移しています。
11月15日頃を境に、仮想通貨市場の下落の波は止まりません。

ここ数日でさまざまな出来事が起こりましたが、
最も下落相場を形成するきっかけとなった出来事は、
ビットコインキャッシュのハードフォーク問題と言われています。

11月16日に控えていたビットコインキャッシュのハードフォークなのですが、
ビットコインABCとビットコインSVの2つの派閥に
対立していたことがイベント前に明らかになりました。

スケーラビリティ問題の対処法について意見が割れていたようです。

今回のハードフォークは、もともとビットコインABCの案で
ソフトウェアのアップデートをする目的だったのですが、
派閥の対立により急遽チェーンが分裂する可能性が出てきたことで、
市場の混乱を招いてしまったのです。

ビットコインSVを支持し、暗号通貨界隈で影響力を持つクレイグ・ライト氏は、
フォーク前に「リプレイプロテクションを実装しない」という発言をし、
さらなる注目を集めました。

リプレイプロテクションとは、ハードフォークが起きた時に2つのチェーンを

別物であると認識させる技術を指します。

リプレイプロテクションが実装されないと、正常に取引情報が
反映されないという事態に陥ってしまうので、非常に重要な技術といえます。

また、クレイグ氏は、BTCやETH、XRP等に対して、価格の下落を煽るような暴言を
Twitter上で吐いたため、批判が殺到しました。
不安感を募り、市場に大きく影響を与えたことは否めないでしょう。

一時は、優勢と言われていたビットコインABCのハッシュレートを
ビットコインSVが上回る結果となりましたが、11/16を過ぎた現在、
ビットコインキャッシュABCとビットコインSVは無事に分裂し、
ハッシュ戦争は落ち着きつつあります。

その他仮想通貨市場下落要因

11月は他にいくつかの大きなニュースがありました。

有価証券であるERC20トークンを無許可で取り扱っていたとして、
SEC(米国証券取引委員会)が分散型取引所イーサデルタを起訴しました。

また、ICE(インターコンチネンタル取引所)が運営するBakktは、
BTC先物取引を当初の予定であった12月12日から1月24日に延期するという発表をしました。

このようなニュースも、市場の下落を推し進めたと言われています。

仮想通貨市場で見せるリップルやステラの強さ

仮想通貨相場の下落傾向が起こる一方で、リップル(XRP)や
ステラ(XLM)に資金移動が行われるといった出来事も起こりました。

BCHのハードフォーク問題により、POWアルゴリズムの欠点が
浮き彫りになったことから、XRPやXLMへの資金移動が
起きているとCNBC著名トレーダーであるRan Neuner氏は発言していました。

また、11月12日よりシンガポールで開催されたFinTech Festival 2018にて、
リップル社は「xCurrent4.0」を発表しています。

イベントで配布されていた資料には「xCurrentを利用している金融機関が
XRPを用いたxRapidへのアクセスを可能にさせる」と記載されていたため、
今後のXRPの利用拡大に期待が寄せられています。

市場価格とは裏腹、リップル(XRP)は実用化に向けて着実に進んでいます。

まとめ

2018年11月はビットコインキャッシュの分裂問題を皮切りに、
市場にマイナスの影響を与えるニュースが多かったためか、
仮想通貨市場は大きく後退することとなりました。

しかし、一方では、投資家の資産保全のためのカストディサービスが増えていたり、
スイス規制当局が世界初の仮想通貨ETPを認可し
近々取引開始する予定であるといった肯定的な動きも見られます。

仮想通貨に対する各国規制が進む中、新たな機関投資家を
誘引させるような要因は着実に増え続けています。

ビットコインを含む仮想通貨の価格は、イベントなど
ファンダメンタルズ要因に左右されやすいため、
今後も重要イベントには要注目と言えるでしょう。

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