ビットコインは2019年に30万円を割るって⁉今後の見通しと相場予想

ビットコインの価格が今後いくらになるのかは、非常に興味深いテーマです。

 

2017年末には過去最高値である220万円超を記録した後、約1年間にわたり、下落トレンドが続いています。

 

仮想通貨デリバティブ取引所BITMEX(ビットメックス) CEOのArthur Hayes(アーサー・ヘイズ)氏によると、BTCは2,000ドル(約23万円)に下落する可能性があると一時主張していました。

 

2018年12月、クリスマス目前にBTC価格は上昇し、現在40万円代を推移しています。果たしてBTC価格はこのまま上昇していくのでしょうか。

 

この記事では、今後控える大型ファンダメンタルズ要因から、2019年以降のビットコインの見通しを予測していきます。

ビットコインの弱気相場は終わりを迎えつつある

2018年12月2週目、ビットコインの価格は今年度最低の30万円台を記録しました。

 

ビットコイン価格は年初より下落が続いている一方で、ビットコインのトランザクション回数は昨年度と比べて増加傾向にあります。

 

米著名金融アナリストのBrian Kelly氏によると、「市場において良い兆候である」とトランザクション増加の重要性を述べています。

 

同氏は、中長期的に見ると、トランザクション回数自体は増えているため、仮想通貨市場に対して楽観的な見解を示しています。

 

また、元IMF(国際通貨基金)エコノミストで現役トレーダーであるMark Dow氏は、12月18日のTwitter上で、2017年末に空売りを仕掛けたBTCポジションを全て手仕舞いしたことを公表しました。

 

同氏は、自身の手仕舞いしたBTCポジションは底値圏であったことを示唆するような発言をしています。

 

そして、イーサリアムの共同創業者であるJoseph Lubin氏も、12月21日のTwitterで、仮想通貨市場が底を打ったことを表明しています。

 

同氏は、「真の知見やデータを持ち合わせていないジャーナリストやブロガーによって壮大な量の憶測や先制的な妄想が作り出されている」と述べました。

 

もちろん、長期的な下落トレンドはまだ抜け切っていないため、BTCが上昇トレンドに転換したと捉えるのは時期尚早です。現在の状況で、仮想通貨にとって良くないイベントが起これば、さらに底値を目指していくかもしれません。

 

しかし、底を打ったと発言するアナリストや専門家が多いことは、投資家にとって非常に喜ばしいことでしょう。

 

仮想通貨投資で有名な米投資企業も、今回のクリスマス前の上昇を楽観的に捉えています。

 

ゴールドマンサックス出身のマイク・ノボグラッツ氏の率いるギャラクシーデジタル社は、今回の上昇相場が本物の上昇が起きる前兆であることを示唆し、2019年以降の機関投資家の参入が仮想通貨市場に大きな影響を与えると予期しています。

2019年のビットコインはどうなる?

ここでは、2019年のビットコイン価格に大きな影響を与えると言われる3つの要因を解説致します。

大手仮想通貨取引所でビットコイン先物取引を控える

2019年1月24日、米仮想通貨取引所Bakktにて現物受渡しのビットコイン先物取引の開始が予定されています。

 

Bakktを運営するICE(インターコンチネンタル取引所)は、ニューヨーク証券取引所に上場しており、外国為替・株価指数・CDS・エネルギー関連・農産物・貴金属・排出権等、様々なデリバティブ取引を取り扱っています。

 

Bakktにはスターバックス・マイクロソフト・ボストンコンサルティンググループ等の大手企業が既に参加を表明しています。

 

また、米国の金融・経済ニュースサイトを運営するブルームバーグの報道によると、2019年上半期には、米国のNASDAQがビットコイン先物取引を上場する予定であると発表しました。

 

NASDAQの内情を知る関係者によると、数年前からビットコイン先物取引取扱いに向けて尽力しており、現在はCFTC(米商品先物取引委員会)の認可を待っている状態であると言われています。

 

2019年、BakktやNASDAQでビットコイン先物取引の開始が行われれば、多くの機関投資家の資金が流入し、流動性が高まることは間違いないでしょう。

 

2017年度より、既にCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)やCBOE(シカゴ・オプション取引所)では先物取引が行われているため、CFTCの認可次第で時間の問題であると窺えます。

ビットコインのETF承認の可否

以前より何度もニュースに取沙汰されるビットコインETF。

 

ビットコインETFとは、上場投資信託の一種であり、ビットコインの何らかの指数に連動する金融商品です。

 

ビットコインETFがSEC(米国証券取引委員会)によって承認されると、価格が大幅に上昇すると言われています。

 

しかし、どのビットコインETFも、いまだに承認はされておりません。

 

SECがETF承認を否決もしくは先延ばしする理由は、市場操作の懸念が払拭されていないことや仮想通貨市場が未成熟であることです。

 

現在、承認される可能性が高いと言われているのは、VanEck版のビットコインETFです。2018年7月2日よりSECにて審議がされており、2回に渡り延期がなされています。

 

VanEck版のビットコインETFが承認をされるかどうかの最終判断期限が、2019年2月27日です。

 

ビットコインETFがSECによって承認されることは、市場にとって大きな前進を意味します。ビットコインがきちんとした金融商品であると見なされ、既存の投資家や機関投資家の市場参入を大きく促すであろうと言われています。

フィデリティのカストディサービス開始

機関投資家の市場参入を促すには、カストディサービスの充実が課題です。

 

カストディサービスとは、有価証券投資を行う際に、投資家の代理人として証券の保管や管理を行うことを指します。

 

2019年第一四半期には、世界最大級の投資企業であるフィデリティ・インベストメンツが、仮想通貨市場に参入し、機関投資家向けの仮想通貨投資プラットフォーム・カストディサービスの提供を予定しています。

 

仮想通貨市場が未成熟と言われる中、カストディサービスが充実すれば、既存の機関投資家は安心して投資を行える準備が整うと言われています。

ビットコインの今後予測される動きは?

2019年初には、ビットコイン先物取引やETFの承認といった大きなファンダメンタルズ要因を控えています。

 

BakktやNASDAQの先物取引が現実化し、現在有力視されているVanEck版のビットコインETFが承認されれば、大きな資金流入を呼び込めることは確実だと言われます。

 

しかし、SECによるビットコインETF承認が認められるのはもっと先の未来かもしれません。カストディサービスが充実してきているとは言え、市場が成熟しているとは言い切れず、市場操作の懸念も未だに払拭できておりません。

 

その一方で、強気の投資家として知られるマイク・ノボグラッツ氏によると、「フィデリティのようなカストディサービスの提供は、おそらく2019年第一四半期には完成し利用されている。その時点で資金が流入することになる」と述べています。

 

同氏は、「機関投資家が参入してくる2019年第一四半期から第二四半期頃には新たな高値に達するかもしれない」と予測しています。

まとめ

2019年のビットコイン価格は、好材料のファンダメンタルズ要因の多さから、上昇していく可能性が高いと言われています。

 

しかし、現在のBTC価格は下降トレンドを完全に抜けきっておらず、ETF承認や先物取引の延期がなされた場合、さらなる下落の可能性も考えられます。

 

そのゆえに、短中期的なBTCポジションをとる場合、上述の3つの要因の動向を適宜考慮しながら、売買を行なっていくのがベターであると言えるでしょう。

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