仮想通貨市場の1年後を徹底予想

 現在の仮想通貨市場は、
年初より変わらず、冷え切っています。

 

昨年の価格上昇をかき消すかのように、
市場から資金が抜けており、
保有者にとっては厳しい局面を迎えていると言えます。

 

一方で、各国では仮想通貨市場は今後拡大していくと
共通認識を持っており、法案整備が進んでいます。

 

大手金融機関は仮想通貨市場への参入を表明していたり、
企業は資産管理サービスを提供しようと努めています。

 

昨年末に比べて縮小しつつある市場規模とは裏腹に、
仮想通貨への期待は高まりつつあるように思います。

 

本記事では、現在状況を鑑みながら
今後の仮想通貨市場がどうなっていくのかを予想していきます。

現在の仮想通貨市場を取り巻く期待と不安

現在の仮想通貨市場は、日本韓国を中心に不安感が大きく、
新規参入者が少ないことが挙げられます。

 

特に日本では、2018年初、国内取引所から多額のNEMが流出してしまう
という事件が起こり、市場に不安を与えるニュースが目立ち、​
大きく新規市場参加者を減らすことになりました。

 

この事件により、金融庁はさらなる体制強化が必要との認識を表し、
6月下旬には、複数の国内大手取引所も金融庁の行政処分を受けてしまいました。

 

大手の登録済取引所ですら内部管理体制に問題があると注意勧告を受けてしまい、
多くの日本人に仮想通貨=危ないというイメージを与えることになってしまったのではないかと思います。

 

一方で、2018年に行われた国際間の意識調査では、
「自国通貨の信用ができない発展途上国や欧州・米国は、
実需に対する関心が高く、今後認知度がさらに高まると期待している人が多かった」
ということがわかっています。

 

また、オランダ銀行は一般的な市民の購買意欲を調査したレポートを出しており、
「ヨーロッパ主要国で13000人を対象にリサーチした結果、​
将来的に仮想通貨を購入するつもりだと答えた人は昨年比の倍の25%だった」
という結果も得られています。

 

世界のどこに住んでいるかでも、
仮想通貨に対する意識は全く異なるようで、
現在の仮想通貨には常に期待と不安がつきまとっていると言えます。

仮想通貨市場が拡大していくために必要なこと

では、今後仮想通貨市場が成長していくにはどのようなことが必要なのでしょうか。
市場が拡大するには、仮想通貨市場への大きな資金流入が必要不可欠となります。

 

資金流入を促すにはいろいろな要因が必要であると思いますが、
特に
投資家保護プロジェクトの実用化は不可欠だと言えます。

 

仮想通貨規制の整備とカストディサービスの充実

投資家が安全に仮想通貨投資を行うには、
各国での規制法案の整備やカストディ(資産管理)サービスの充実が課題となってきます。

 

仮想通貨市場の健全な発展には、適切な規制が重要です。

 

適切な規制により、仮想通貨が安全な資産であること、
マネーロンダリングなど不正利用に関与していないということを証明する必要があります。

 

現在、各国では仮想通貨に関する規制案が準備されつつあります。
9月12日にフランスではICOが合法化されており、
G20では10月に基準を明確化すると発表しております。

 

過去の有価証券の歴史を辿っても、規制の繰り返しで、
徐々に市場を拡大していってます。
それゆえに、適切な規制は市場の拡大に不可欠と言えます。

 

また同時に、投資家に代わって仮想通貨を安全に保管する
カストディサービスの充実が不可欠です。

 

利便性の高いカストディサービスの充実は
機関投資家の参入を促すと言われており、
各企業はその準備に力を入れています。

 

例えば、9月13日、セキュリティ会社BitGoによる米国公認の
カストディサービスが誕生し話題になりました。
後々、ゴールドマンサックスや野村HDも参入を予定していると発表しています。

 

投機から実用化へ

また、さらなる市場拡大には、
現在の投機市場から仮想通貨の実利用に発展する必要があると言われています。

 

ほとんどのプロジェクトが開発段階のものであり、実用性に乏しいからです。

 

そのため、仮想通貨市場の信頼を取り戻すには、
決済で利用されたり、ブロックチェーンでのサービスが利用されたりなど
実際に利用される機会を増やしていく必要があります。

 

プロジェクトによりますが、少しずつ実用化の兆しは見え始めています。

 

例えば、仮想通貨リップルは国際送金に役立てるよう、
多くの銀行を巻き込んで実証実験を行なっています。

 

実利用はもう少し先の未来であるかもしれませんが、
創業時より実用化に向けて真摯に取り組んでおり、
期待が持てるプロジェクトの一つです。

 

このように、多くのプロジェクトが実用化に向けて開発やマーケティングを進め、
実利用される日が来れば、仮想通貨市場への魅力と期待は一気に高まることが予測できます。

仮想通貨の今後

今回は、仮想通貨の現在の状況から仮想通貨市場の拡大に必要なことを解説してきました。

 

各国の法案やカストディサービスが整えば、
機関投資家や一般投資家が安心して市場に参入するきっかけを与え、
仮想通貨市場への大きな資金投入につながります。

 

それと同時に、仮想通貨プロジェクトの実用化が急務です。

 

これから仮想通貨やブロックチェーンが
社会のあり方を変えることは間違いありません。
時間を経て実用化されていき、
社会の認知度もさらに高まっていきます。

 

一年後の価格はどうなるかはわかりませんが、
今後の仮想通貨市場は、停滞と上昇を繰り返しながらも、
少しずつ拡大していくと言えるでしょう。

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