仮想通貨Quantumの特徴と将来性まとめ【今後の見通しとは?】

仮想通貨には、最初に誕生したビットコインを始め、さまざまな特徴をもったコインが2000種類以上存在します。

 

今回ご紹介するQuantum(クアンタム / QTUM)は、ビットコインとイーサリアムの機能の良いとこどりをしている仮想通貨です。

 

仮想通貨クアンタムは海外の取引所でしか取り扱いがされていないため、国内ではあまり詳しく知る機会がないかもしれません。

 

クアンタムはどのような特徴をもち、どのような将来性があるのでしょうか。この記事を最後まで読んでいただけると、クアンタムがどのような通貨であるのかを理解していただけます。

 

仮想通貨Quantumの特徴

Quantum(クアンタム/QTUM)は、シンガポールにあるQTUM財団により、オープンソースのブロックチェーンプロジェクトとして開発がスタートしました。

 

2017年3月、ICO(新規仮想通貨公開)が開始されると、瞬く間に10億円以上もの資金調達に成功した話題のプラットフォーム型仮想通貨です。

 

時価総額トップクラスを誇るビットコインとイーサリアムの機能のいいとこ取りをしていると同時に、双方のコインの欠点を改善していることで、業界関係者から多くの支持を得ています。

 

例えば、イーサリアムの共同設立者でありDecentral & Jaxx の設立者であるANTHONY DI IORIO、OKCoinとOKGroupのCEOであるStar Xuなどが挙げられれます。

 

また、シンガポール拠点のQTUM財団を率いているのは、QTUM創業者兼CEOであるPatrick Dai氏です。同氏は、2012年よりビットコインのマイナーとして仮想通貨界に入り、2014年には中国最大手IT企業であるAlibaba社の開発者として入社しています。

 

後に、中国の大学でコンピュータサイエンスの博士号取得に励むなか、QTUMプロジェクトの構想を思いつき、ビジネスをスタートさせました。

 

Patrick Dai氏は、中国版フォーブス誌で、2017年の「世界に影響を与える起業家30歳以下の30人」のリストにも選ばれています。

 

2019年1月時点でのQTUMの流通枚数は約8918万枚で、発行上限は1億枚です。しかし、全枚数の発行後も発行上限は1%ずつ増加していくことが予定されています。

 

QTUMの現在時価総額は約203億円で、coinmarketcapによると、時価総額ランキング第29位の仮想通貨です。

 

ビットコインとイーサリアムのハイブリッド型システム

Quantum(クアンタム/QTUM)の最も大きな強みは、ビットコインとイーサリアム双方のいいとこ取りをしている点です。

 

具体的には、ビットコインの持つUTXOモデルとイーサリアムのスマートコントラクトを両方併せ持っており、双方の欠点を補完し合っています。

 

ビットコインで採用されているUTXOモデルは、 高い匿名性とセキュリティ面で優れています。他通貨に比べて、ビットコインのブロックチェーンは軽量で安定性のあることが特徴です。

 

一方で、イーサリアムのスマートコントラクトも、あらゆる契約を自動化できるため、大変優れた仕組みです。しかし、イーサリアムでスマートコントラクトを利用する際には、イーサリアムのブロックチェーン全体をダウンロードする必要があり、容量がとても重たくなってしまいます。

 

クアンタムでは、ビットコインのブロックチェーン上に仮想マシンを作ることでイーサリアムのスマートコントラクトを動かすことに成功しています。

 

すなわち、スマートコントラクトの利用をするにあたり、ブロックチェーン全体をダウンロードする必要はありません。
このようなデータの軽量化のおかげで、スマホ一台で手軽にスマートコントラクトを行うことができます。

 

PoS(プルーフオブステーク)を採用

Quantum(クアンタム/QTUM)で採用されているコンセンサスアルゴリズム「PoS(プルーフオブステーク)」も強みの一つに数えられます。

 

多くの仮想通貨では、マイナーによって行われる取引の確認及び承認の作業が必要です。この取引承認の仕組みをコンセンサスアルゴリズムと呼んでいます。

 

ビットコインでは、PoW(プルーフオブワーク)が採用されていますが、莫大な電気代がかかる上に、特定のマイナーに権力が集中してしまうことが問題視されています。

 

一方で、クアンタムの採用するPoS(プルーフオブステーク)は、ウォレットにあるQTUMの保有量が多い人ほど、ブロックの承認率が高くなる仕組みであり、環境に優しく、取引承認のスピードが速いことが特徴です。

 

また、通貨保有量がベースになるため、特定の誰かに独占される可能性が低いとも言われています。

 

ビジネス向けプラットフォーム

Quantum(クアンタム/QTUM)は、独自の高い技術力により、企業間で低コストかつ安全性の高い契約を行えるビジネス向けプラットフォームでもあります。

 

もともと、クアンタムはビジネス利用や大衆市場への普及のために開発されました。

 

スマホで手軽にQTUMウォレットを利用してスマートコントラクトができるため、IT技術に疎いビジネスマンや一般人でも利用できるように設計されています。

 

仮想通貨Quantumの将来性

Quantum(クアンタム/QTUM)は、特徴でも述べる通り、ビットコインとイーサリアムのいいどこどりをして作られた仮想通貨です。高い技術力が強みであることから、機能面でとても優れています。

 

また、クアンタムはイーサリアムと互換性が高いことでも注目を集めています。クアンタム上では、イーサリアムのアプリを動かすことができます。

 

そのため、イーサリアムのスマートコントラクトの使用が増えて容量が足りなくなれば、クアンタムで動かす機会が増えるかもしれません。

 

市場の需要から通貨の流動性が高まれば価格上昇につながる傾向があるので、将来的にクアンタムの価値は上がっていく可能性が高いと言われています。

 

しかし、技術力に優れた仮想通貨がたくさん開発されているなか、クアンタムが市場で勝ち抜くには、さらなる独自の強みを作っていく必要があるとの厳しい意見もあります。

 

仮想通貨Quantumの開発ロードマップ

Quantum(クアンタム/QTUM)のホームページによると、2019年中にライトニングネットワークとx86仮想マシンのテストネット及びメインネットへの実装が行われる予定です。

 

ライトニングネットワークの実現は、オンチェーンからオフチェーンでの取引を可能にさせます。つまり、取引量が増えても、今まで以上にスピーディな取引ができるようになります。

 

x86仮想マシンの実装の実現は、より多くのアプリケーション開発者がJavaやPythonなどの主要なプログラム言語を用いてスマートコントラクトや分散型アプリケーションを設計できるようになります。

 

仮想通貨Quantumを購入するには?

2019年1月時点で、Quantum(クアンタム/QTUM)は国内取引所では取扱いされていません。クアンタムを購入するには、海外取引所を利用する必要があります。

 

以下の海外取引所で、クアンタムの取扱いがあります。

  • BINANCE(バイナンス)
  • Bittrex(ビットレックス)
  • HitBTC(ヒットBTC)
  • Bitfinex(ビットフィネックス)
  • OKEX(オーケーイーエックス)

クアンタムを購入するには、まずは国内取引所で日本円をBTCないしETHに交換します。仮想通貨に交換後、海外取引所に送金し、QTUMを購入します。

 

まとめ

今回の記事では、仮想通貨Quantum(クアンタム/QTUM)の特徴や将来性を中心に解説してきました。

 

クアンタムは独自の技術力から予測される高い将来性により、業界関係者から多くの支持を受けています。

 

ビットコインとイーサリアム双方の機能を併せ持っているため、さらなる成長に期待がもてると言えます。スマホ一台で手軽にスマートコントラクトができることも大きなメリットです。

 

日本ではあまり知られていない有望な通貨ですが、この機会に一度調べられてみてはいかがでしょうか。

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