仮想通貨で大損した人と稼いだ人の違いとは?【完全なるゼロサムゲーム】

”第一ルール:損をしないこと。第二ルール:絶対に第一ルールを忘れないこと”

 

世界的投資家ウォーレンバフェット氏の格言です。投資において、損をしないことが最も大切なルールであることを述べています。

 

人は本来得をすることよりも損を恐れる生き物であるにも関わらず、ハイリスクなビットコインやアルトコインに魅了されています。

 

仮想通貨は他の金融商品と比べて価格変動が極めて大きいことで知られています。想定を超えるほどの暴騰と暴落を今までに何度も繰り返してきました。

 

このような性質をきちんと把握していない投資初心者が、仮想通貨投資に手を出して資産の大半を失ってしまったケースは少なくありません。しかし、仮想通貨投資で稼いでいる人がいることも事実です。

 

仮想通貨で大損した人と稼いだ人の違いは一体何なのでしょうか。

 

この記事では、仮想通貨で大損した人を例に挙げて、大損してしまった理由や現在の状況についてまとめていきます。

 

仮想通貨の暴落で大損した方々をご紹介!

2017年は、多くの投資初心者が仮想通貨投資に手を出したことで記録的な暴騰を引き起こした年となりました。

 

特に同年10月から年末にかけての価格暴騰は異常なバブルと捉えられてもおかしくないほどでした。ある推計では、2017年後半に仮想通貨投資を始めた人数は、それ以前に投資を始めた人数より多いと推測されています。

 

2018年は、年初の1月中旬より徐々に価格は下がり始め、コインチェック事件が起きてしまったことはまだ記憶に新しい出来事です。

 

ここでは、2017年から2018年にかけて、市場に参加して資産を失ってしまった方の生の声をご紹介していきます。

 

プロの投資家でも損切りできず

不動産投資家でブログ「もふ活」を運営されているもふもふ氏。仮想通貨投資では100万円が4万円になるといった過去最高損失を出されたことが語られています。

 

もふもふ氏がはじめて仮想通貨を購入したのは、2018年1月11日。もともと仮想通貨は買わないという思いがあった同氏ですが、年初に参加したセミナーがきっかけで仮想通貨購入を始められたようです。

 

しかし、2018年1月26日、国内最大手の取引所コインチェックから巨額のNEMが不正アクセスにより流出したことはご存知の方も多いでしょう。

 

コインチェック事件の余波により、あらゆる仮想通貨の価格が急激に下がり始めました。

 

“売るに売れない…下がり続けるのを見守るだけ…つらい”と語る同氏。

 

この時期、コインチェックを通じて複数の仮想通貨を購入されていた同氏ですが、取引所側の取引停止対応により売りたくても売れない状況でありました。

 

2018年3月12日、コインチェックでの売買が再開した頃には、資産が4分の1ほどになっていました。しかし、また上がるかもしれないと思い、ホールドしていたと述べています。

 

不確かな希望を胸にホールドした結果、2018年12月年初で100万円の資産が4万円になっていたとのことです。

 

仮想通貨投資はボラティリティが高いので、放置しておくだけでは大きく資産を失う可能性があります。

 

もふもふ氏は自身の経験から「損切りが大事」と語り、仮想通貨投資は気をつけるよう注意喚起を促しています。

 

含み益に気を許し、爆買いをしてしまった

続いては、20代で1000万円以上を仮想通貨に投資しているタクスズキ氏をご紹介します。

 

自身のブログ内で、同氏は、仮想通貨を買った直後に暴落し、現在では大きな含み損を抱えてしまっている状態を述べています。

 

同氏が初めてビットコインを購入したのは、2017年6月。その後、イーサリアムやALISのICOに参加し、仮想通貨に資金が流入し始めた10月からはさまざまな仮想通貨を購入していたと語ります。12月から1月上旬にかけて、どの通貨も上がり続けていた時期でしたので、多くの投資家と同様、同氏も含み益を持っていたそうです。

 

2018年1月、含み益に気を許していた同氏は、かなりの仮想通貨を爆買いしてしまったと述べます。しかし、状況は一変し、全ての通貨が一気に下がり始めました。

 

かなりの含み益から一転し、かなりの含み損を抱えてしまった様子ですが、同氏は今なおホールドし続けているようです。

 

“含み損を抱えてショックすぎて気絶しかけた”

 

仮想通貨価格が一気に下がり始めた頃に、すぐに売れば、被害は最小限に食い止められたものの、同氏はショックのせいか損切りができなかったようです。

 

現在は、”ハードウェアウォレットに入れて気絶ガチホ。一方、これから仮想通貨は上がっていくので買い増ししている”と語ります。

 

“仮想通貨は始まったばかりだし、未来があるから気にしない”

 

仮想通貨の実用化はこれからです。一部は実生活で利用される未来が必ずやってきます。それぞれの仮想通貨をよく調べて、一時的な値下がりを気にせず、将来性があると思う通貨を長期的にホールドすることは良い対応であるかもしれません。

 

仮想通貨投資をすれば儲かるという共同幻想

2017年の上げ相場で多くの仮想通貨長者が誕生しました。

 

“仮想通貨に投資すれば、必ず儲かる”

 

このような甘い誘惑から、次の仮想通貨長者になろうと、多くの人が仮想通貨口座の開設に殺到しました。

 

同時期に、各取引所のCMが流れ始めたこともビットコインの認知度を上げることに影響しました。

 

講談社の運営するWebメディアの記事でも、2017年冬に投資を始めて大損した人の声が記載されています。

 

大損した方のケースでは、某金融関連企業に勤める42歳の男性が登場します。

 

同氏がビットコインの投資を始めたのは2017年12月。1BTC=約200万円でレバレッジ取引を通じて購入されました。わずか数時間で1BTC=230万円まで上がり、価格上昇にうかれていました。この急騰に乗じて、さらに買い増ししたことも述べられています。

 

しかし、数日後に相場が一転し、BTC=約150万円を記録。レバレッジ取引につきもののロスカット(強制決済)が執行されて、300万円の資産を一夜にして失ってしまったと述べています。

 

また、都内在住の24歳の個人投資家は、”寝ている間に暴落することがあり、とにかく気が気でない”と胸中を語ります。

 

仮想通貨には明確な指標が存在しないので、一夜にして暴騰・暴落が起きることがあります。その際、とっさのスピーディな対応ができず、資産を失ってしまう方も大勢いらっしゃるようです。

 

プロの投資家ですら、とっさの判断が難しいリスク商品であることが伺えます。

 

大損しないためには

私たちは、彼らの教訓から学べることが多くあります。例えば、以下のようなことが挙げられます。

・他の金融商品同様、きちんと勉強する
・複数の仮想通貨を購入しない
・人の意見を鵜呑みにしない
・高騰した時は購入を控える
・将来性のある通貨のみホールドする
・損切りを徹底する

仮想通貨のホールドで資産を持っている方は、2017年以前より購入していた方がほとんどであると言われています。

 

これから仮想通貨投資に参入する場合、ホールドをしているだけでは簡単には儲かりません。どうしてもホールドする場合は、長期的投資を念頭に入れて、自分で徹底的に調べたもの以外、購入しないようにしましょう。

 

また、投資初心者である場合、失ってもよいと思える少額資金で現物取引で行うことをオススメします。

 

まとめ

世間では、仮想通貨長者の存在を知ることが少なくありませんが、成功者の影には大損をしてしまった多くの方々が存在します。

 

仮想通貨投資で失敗をされた方々の記事をよく読むと、意外なことに共通点が見えてきます。

 

投資は甘いものではありません。私たちが仕事で新しいスキルを習得するのと同様に、仮想通貨を熟知しトレードスキルをきちんと体得することが成功への鍵といえそうです。

 

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